
全て夢だった
最近、「死んだ山田と教室」の稽古をしているせいか、学生になった夢をよく見ます。
夢の中のクラスメイトは、今回の舞台に一緒に出る仲間たち。
みんなで鬼ごっこをしたり、学校の怪談を語り合って怯えたり。
原作や台本からはみ出したイメージがどんどん膨らんでいくのを感じます。
そういえば昔、友人から「夢の話が一番つまらない」なんて言われたことがあります。
でもどうしても話したくなる夢があるんです。
5つ上の先輩から聞いた、大好きな夢の話。
その先輩は、年に一度だけ必ず見る夢があるそうです。
それは「中学2年生の夏休み」の夢。
夏休みが終わる間際で、必死に宿題をしているのに途中で寝てしまう。
そして目を覚まし、焦って宿題をやらなきゃと机に向かう。
ふと鏡を見ると、そこには現実の“髭面の自分”。
その瞬間、驚きと焦りと絶望で胸がいっぱいになって、悲しくなるそうです。
僕はその話が大好きです。
現実でも「自分はまだ中学2年生だ」と思い込んでいるのに、鏡の中の大人の自分に突きつけられるギャップ。
想像すると切ないけれど、可笑しくて笑ってしまいます。
今日は、夢の話でした!
また来週👋